真夏の昼の出来事、波照間島でウミヘビに追われる

2017年の夏休みも終盤に差し掛かったある日、波照間島 ニシ浜で少し怖い思いをした話。

 

右手にGoProを持って胸の高さくらいの浅瀬をのんびりと泳いでいると、一面サンゴの少し窪んでいるんでいるところで、青色や銀色の小魚がたくさん泳いでいた。

 

海の中にいくつもの直線となった朝日が射し込んでいて、とてもキレイで僕はGoProの録画ボタンを押そうとした。

 

その時、左膝のあたりに何かがぶつかった。突然のことでビックリした。

 

すこし”ぬめり”を感じた気がして、大きめの魚がぶつかったのかな?と思い、振り返ろうとした瞬間、目の前 30cmのところをあの怖い生き物、ウミヘビ君がにょろにょろっと僕を追い越すように泳いでいった

 

30cmですよ、30cm。もう目の前。ウミヘビの毒の射程距離内。

 

実は、ニシ浜の浅瀬で、数日前から40cmくらいの魚とウミヘビがよく戯れているのをよく見かけてた。

ウミヘビが魚を追いかけるように尾ヒレの下あたりをつつく。魚も本気で逃げるわけではなく、時たま少しイラっとしたようにウミヘビに立ち向かう。ウミヘビがちょっとした穴(70cmくらいある胴体がとても入りきらないたった5cmくらい)に入ろうと逃げる素振りを見せると、魚が頭の部分でウミヘビをつつく。魚がすぐに後ろを向いて泳ぎ始めると、またウミヘビが魚を追いかけてつつき始める。

 

 

そんな可愛らしいやりとりを見ていたので、さほどウミヘビを怖がっていなかったのだけれど、この時は突然の出来事で少しパニックになりました。

すぐに離れようと、慌てて泳ぐと、シュノーケルの口の部分に海水が入ってきました。

その時の僕のToDoList
・ウミヘビから逃げなければならない
・ウミヘビの位置を確認しなければならない
・岸の方向を確認しなければならない
・酸素を吸わなければならない
・息を吹いて海水を出さなければならない
・裸足なのでサンゴや岩を踏んではならない

これだけの作業を1秒でやろうとすると、やっぱりパニックになるよね。

 

想像してみてください。

 

車を運転していて、ボールが突然飛んできたので避けようと思ったら、ついでに子供が飛び出してきて、おじいちゃんおばあちゃんが子供助けるために飛び出してきて、二人目の子供が飛び出してきて、後ろからクラクション鳴らされて、雨降ってきて、間違ってウインカー付けちゃって、UFOも現れて、最後はみんなで「We are the WORLD」(1985年)を合唱し始めるくらいパニック状態でした。

そんな状況です。

 

それでも5秒程度かけてそれらの作業を一つ一つこなし、その場を離れつつ、再度ウミヘビの位置を確認しようと後ろを振り返りました

 

すると・・。

 

なんとウミヘビ君、パニック状態の僕をターゲッテイング、しっかりロックオン!
余裕の雰囲気で大きく揺れながら向かってくるではないですか!

それはまるで、西洋映画のウエスタンハットを被った主人公が、悪者との激闘の末、砂埃の中からうっすらとドヤ顔で現れるように。

はたまた、ゾンビ映画でグレネードランチャーで吹っ飛ばしたはずのデッカイ化け物が、砂埃の中からのそのそと現れるような。。。

 

ということで、この時ToDoListに1つ作業が追加されました

・ウミヘビにけっして噛まれてはならない。(Want項目ではなく、Must項目)

 

いやー、その後30メートルくらい追いかけられましたよ。

 

 

それ以降、臆病になった僕は、海に入るときは5秒間隔で周りを見て、ウミヘビ有無を確認。

右見て左見て、また右を見る状態。安全確認、安全確認。。

 

波照間島だけではなく、沖縄の海ならどこにでもいますから、本当に気を付けましょう。

ウミヘビだけではなく、その他の危険生物も同じです。

オニダルマオコゼみたいのは、ぱっと気づけませんから。

 

 


海の危険な生物さえ気をつければこんな写真も撮れます!

 


海藻に夢中になり過ぎて、ひっくり返りそうになるウミガメ

 

 

ウミヘビは、怖いけれど、ウミガメまた見に行きたいな。

 

 

ファイル・ロケーション: STORY

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